病名脳出血
地域東京都
性別男性
年齢20代

ご相談時の状況

仕事が終わって同僚と食事をしていたところ呂律が回らなくなり、身体が動かなくなったため救急搬送されました。
左上下肢に麻痺が残り、自力で障害年金請求の準備を進め、受診状況等証明書と診断書は取得済みで、就労状況等申立書も自分で作成されていました。
年金事務所に提出する直前に、やはり専門家に見てもらったほうがいいのではないかと不安になり、当事務所に連絡をいただきました。
すぐにでも面談をして欲しいとのことで、翌日に面談となりました。

社労士による見解

左上下肢の障害としては、特に歩行困難の度合が重く、2級以上は確実だと思いました。しかし取得している診断書を見ると日常生活動作が軽く書かれており、実際の障害状態と診断書の内容に乖離がありました。
初診日から6か月後に、医学的観点からそれ以上の機能回復がほとんど望めない症状固定と診断されていたので、診断書では「症状が治っている場合」欄に治った日付を記入し、その治った日は「確認」か「推定」かに○をしてもらうことになります。通常、「確認」に〇がないと症状固定で障害認定日を早める特例は認められないというのが通説です。
診断書の内容に問題があることと、病歴・就労状況等申立書の内容も書き直したほうがよい部分があり、受任という形を取ることにしました。

障害年金申請に至るまでの経過

現在通院している病院に社労士が出向き、診断書の内容について話をしましたが、脳神経外科の非常に多忙な主治医だったこともあり、全て受付で処理されてしまいました。
3度病院に出向いた時に、ソーシャルワーカーの方と事務方の責任者が真摯に話を聞いてくださることになり、まずはお二人に私が思っていることを話し、主治医に伝えていただきたいとお願いしました。
その結果、診断書の日常生活能力については実際の状態に限りなく近い内容に修正してくださいましたが、症状固定の「推定」に〇が付された部分はどうしても直せないとのことでした。

結果

初診日から6か月を障害認定日として症状固定が認められ、2級に認定されました。
治った日が「確認」ではなく「推定」ではありましたが、ここはケースバイケースで判断されるのだと勉強になった事例です。

認定結果

障害厚生年金2級(障害認定日の特例)
年金額 約150万円